池田達生オフィシャルブログ

日本共産党上尾市議

議会レポート

一般質問 2023年令和5年 6月議会での一般質問です。
今回の質問は、4項目です。
  1、統廃合のない学校基本計画を
  2、ふるさと納税について
  3、「あげここ」の現状と市内保育のさらなる充実を
  4、市民が安心して憩える公園つくりを
  
  質問、答弁は60分の制限時間に対し、59分25秒でした。
  少々長いですが、どうぞお読みください。
  なお、上尾市議会ホームページでは、画像で見ることができます。
  感想、ご意見などありましたら、お寄せください。


こんにちは。議席番号24番、池田達生です。通告順に従って一般質問を行います。

 

最初に、大項目「統廃合のない学校基本計画を」です。

 

質問1  学校施設更新計画基本計画が3月の教育委員会で決定されました。その中から何点か質問します。まず、学校規模の適正化方針で、小学校はすべての学年で1学級編成の状態が5年以上継続すること、中学校では8学級以下の状態が5年以上継続することが見込まれた場合には、統配合を含めた学校の再編について、検討を開始としています。5年以上継続を見込まれた」としていますが、この「5年」の根拠を伺います。

答弁1 学校の小規模化に伴う課題を解消するためには、時間的な余裕を持って、統廃合を含む学校再編の検討を行う必要があることに加え、5歳までの未就学児の人口により、確実な推計が行えることによるものでございます。

 意見1 5年の根拠はわかりましたが、本年末から来年の3月までの間で実施計画を発表するとしています。計画ではすでに今後約30年間、令和36年までの児童生徒数の見込みを出しています。今の時点ですべての学年で今後5年間で単学級と予測される小中学校は平方北小、尾山台小と大石南中の3校であることは明らかです。

 

質問2 実施計画の策定に向けて、この3校を再編の対象に検討に入っているのか、そして、検討の状況について伺います。

答弁2 現在、再編の検討を行っている学校はございませんが、平方北小学校、尾山台小学校、大石南中学校においては、今後、アンケート調査を実施する予定としております。

 意見 矛盾ある答弁と思います。再編の検討を行っている学校はございませんと答弁しながら、この3校については、アンケート調査を実施するとしています。検討しているからアンケートを取ることにしたんですよね。すでに、検討に入っているということです。

 

質問3 決定された「上尾市学校施設更新計画」では、学校再編を進めるにあたっての留意事項として、「学校再編の検討にあたっては、学校関係者、保護者や地域住民との丁寧な対話を通じて合意形成を図ります。」とあります。具体的な丁寧な対話はどのように行われるのか、検討を行う時期、組織はどのように行われるのか伺います。

答弁3 学校再編を協議する組織として、関係する該当校の学校関係者、保護者や地域住民等で構成する協議会を設置する予定としております。

 意見3 丁寧な対話はどのように行われるかについては、答弁がありませんでした。質問です。

 

質問4 合意形成には学校関係者、保護者、住民へ計画を周知すること、再編案への意見聴取が必要と考えます。学校、あるいは学校区ごとの説明会を行うべきと考えますが、どのように計画されるのか、見解を伺います。

答弁4 学校施設更新計画基本計画の周知につきましては、学校関係者、保護者や地域住民の皆様が理解しやすい普及啓発用の動画を作成するなど、周知に努めてまいります。

 意見4 動画を作成し、周知に努めるとの答弁ですが、知らせるだけの意味です。計画書の79頁に、学校の再編に当たっては「保護者や地域住民との対話を通じて合意形成を図りながら進めていきます。」と方針を述べていますが、動画を見てもらうだけの一方通行になることが懸念されます。動画も含めての説明会で、住民の意見を聞き、合意形成を図るよう要望します。

 

質問5 具体的にお聞きします。大石南中学(165名)が統廃合の対象になると予想されます。878名の大石中学に統合すると1,000人を超える大規模校になります。また、太平中学に統合すると、通学距離が2キロの規定を超える地域が多く出ます。同じように、対象になっている平方北小、尾山台小でも、小学生の通学距離規定の1.5キロメートルを超える地域が多く出ます。このような心配がありますが、見解を伺います。

答弁5 学校再編については、保護者等の意向を踏まえ、進めていくべきと考えております。

 意見5 短い答弁ですが、非常に重要な答弁と思います。学校再編に当たっては、保護者の意向を踏まえて進める、ということです。ごく当たり前のように聞こえますが、保護者の意向を踏まえるということは、保護者がこの計画に異を唱えれば、それに従うということになることも指摘しておきます。

 

質問6 いま質問してきましたように、大石南中と、大石中の再編では、1000人を超えて、学校規模が大きくなりすぎる、太平中への再編では、通学距離が規程以上になります。市長は、この計画の見直しに当たっては、「学校規模が大きくなりすぎる」「通学距離が長すぎる」などの声を受けて見直しを行うと表明していました。この表明に沿うなら、今回寄の再編、統廃合は難しいと考えますが、見解を伺います。

答弁6 上尾市学校施設更新計画基本計画は、子どもたちの学びを第一に考えたときに、適正な学校規模を維持するため、学校再編の検討を進めるものでございます。

 意見6 答弁が短すぎて、質問に答えていません。子どもたちの学びを第一に考えたときに、と答弁していますが、この計画でやろうとしていることは、「適正な学校規模を維持」するといいながら、小規模校、少人数学級で大きな成果を上げている平方北小などの学校を統合する計画であることは明らかです。

 

質問7 特別支援学級が、令和4年度で平方北小、尾山台小、大石南中には、各2クラスあります。統合した場合、通学など大変困難なことも予想できます。どのように対応するのか伺います。

答弁7 学校再編を行う場合には、特別支援学級を含め、児童生徒や保護者の意見を尊重しながら、検討を進めて参ります。

 意見7 充分に意見をきくよう要望します。

 

質問8 小規模校のメリット・デメリットが更新計画に追加されました。国際的にも、国内的に児童生徒の健全な発達にとって、少人数学級、小規模校の重要性が明らかになってきています。上尾市では、不登校、いじめは、小学校、中学校とも深刻な状況です。コロナ禍を通して、少人数学級の意義が認められています。小規模学級は困難を抱えた子どもたちにとっては、学力の向上効果が高いと、文科省の国立教育政策研究所は、分析しています。3月の質問で、平方北小の実践を紹介し、市も素晴らしいと答弁しています。改めて、少人数学級、小規模校を大事にすることの見解を伺います。

答弁8 少人数学級は、教員が一人一人の児童生徒と接することができる時間をより多く確保できることや、児童生徒一人一人の状況を把握しやすいことなどがあると認識しております。小規模校は、異年齢の学習活動が組みやすいことや、運動場や体育館、特別教室などが余裕を持って使えることなどのメリットがあると認識しております。しかし、単学級が発生するとクラス替えができないことや、教員の配置数も限られ、チームティーチングや専科指導等の多様な指導方法の機会が少なくなること、さらに中学校においては、全ての教科の教員を配置できなくなるおそれがあると認識しております。

 意見8 資料の1~5を見てください。少人数学級、小規模校の方が教育的効果が高いとの事例です。資料の1では、WHO(世界保健機構)は、世界各地からの学校規模と教育効果の論文を分析し、学校規模の基準は100人以下と勧告しています。資料の3を見てください。「小さな学校」「小さなクラス」の方が、教育効果が高い、また、資料の4と5では、ユネスコ、及び、日本の文科省の調査データで、学校規模の国際比較を出しています。学校規模を小さくするのが、世界の流れであり、学校経費の効率化で学校規模を維持もしくは、大規模化で、学校統廃合を進めているのが日本です。子ども達の学びを第一に考えるなら、世界の動きを研究するよう強く要望します。

 

質問9 ワークショップ、公聴会などの市の取り組みや、私の一般質問の答弁の中で、上尾市は、施設一体型の小中一貫校を目指していることが明らかになってきています。その中で、小規模校を統廃合していくということが一つの大きな狙いではないかと思いますが、見解を伺います

答弁9 隣接する小中学校などでは、図書室や特別教室の一部を共有することで生まれたスペースをメディアルームなどに活用するなど、施設一体型を含め共有化は、有効的な手法でございます。また、本市において進める小中一貫教育における交流の促進に対しても効果があり、学校再編においては、必要に応じて検討すべき項目と考えております。

 意見9 小規模校を無くしていくということについては、否定はしていないということです。

 

質問10 教育長は、上尾市学校施設更新計画基本計画の冊子のあいさつで、 「学校に行きたい」と思い、教職員が生き生きと働き、地域の人々が集うことができるような「魅力あふれる学校」を実現と 抱負を述べています。それには、今こそ、少人数学級、小規模校を大事にし、通学区編成の変更などで、大規模校を無くしていくことで統廃合のない計画にするべきと考えますが、教育長の考えを伺います。

答弁10 令和49月定例会において答弁したとおりでございますが、小規模校におきましても、教育的メリットもございますが、クラス替えができない、チームティーチングなどの多様な指導方法の機会が少なくなる、さらに中学校においては、全ての教科の教員を配置できなくなるおそれがあるなど、デメリットの方が大きいものと認識しております。また、通学区域の変更につきましても、非常に困難かつ、時間をかけて行う必要がございます。これらを踏まえ、私は教育長として、児童生徒の学びを第一に考え、保護者や地域住民のご意向を踏まえつつ、子どもたちや上尾市の学校の将来を見据えて、最適な教育環境を提供するために、必要となる学校再編については、真摯に取り組んで参りたいと考えているところでございます。

 意見10 「通学区域の変更につきましても、非常に困難かつ時間をかけて」 と答弁されています。しかし、基本計画79頁「学校規模の適正化方針」の3項目では、通学区域の見直しや学校統廃合による望ましい学校規模の維持に努める  と記載しています。それを非常に困難ととらえるのではなく、適正化方針のとおり、に実施していただくよう要望します。

 

質問11 小中学校の老朽化状況一覧表が発表されています。上尾市では、1998年から耐震補強工事にあわせ大規模改修工事が7校で実施されました。このほかに、富士見小、中央小、上尾中で校舎が新築されています。これ以外の学校では、改修はトイレだけです。市内に、きれいな学校と、壁や床が劣化したり、和式トイレが多かったりする学校の差が極端に出ています。大規模改修で、すべての子どもたちに平等にきれいな学習環境を提供するべきと考えますが、見解を伺います。

答弁11 現在の学校施設の約70%が建築後40年以上を経過しており、これまでに大規模改修や耐震補強など、適切な保全に努めてまいりました。今後も、校舎等の使用年数に鑑み、必要な維持保全を継続し、より安心安全な教育環境への更新を進めて参ります。

 意見11 是非進めていただくよう要望します。

 

質問12 「上尾市公共施設等総合管理計画」では長寿命化の実施方針で、「長寿命化工事により構造的限界まで寿命を延ばすことが可能」として長寿命化工事の例として、校舎のスケルトン化による大規模改修が取り上げられています。今回の「基本計画」では現状の学校施設においては、大規模改修や耐震補強など適切な保全が行われていることから延長に際し、長寿命化工事を必須とせず」としています。大規模改修を行っていない学校を、部分的修繕だけで延命するということです。「上尾市公共施設等総合管理計画」は、上尾市総合計画の中で最上位計画です。今回発表された「基本計画は」最上位計画の方針に明らかに反し、整合性が無いように思います。見解を伺います。

答弁12 上尾市公共施設等総合管理計画では、長寿命化の方針として、躯体の耐震化や必要な改修を行い、必要最低限の経費で、構造的耐用年数まで施設を使い切ることとしています。そのため、学校施設更新計画基本計画では、必要な修繕を行いながら、耐用年数の範囲内で新耐震建築物への更新を進めていくものとしております。

 意見12 大規模改修終了は7校のみです。他の学校は、改修が必要とされ、老朽化しています。児童生徒、職員が大変な思いで学校生活を送っています。長寿命化工事を実施するよう要望します。

 

質問13 市長へ。見直しの学校施設更新計画基本計画が、本年3月に策定され、本年12月から来年3月に実施計画が発表されることになっています。学校再編に当たっては、地域住民・保護者への周知と意見を聞き、納得と合意を得ていくことが必須です。学校再編の検討組織として「学校運営協議会」を充てるとしていますが、大多数の保護者、市民、そして、児童生徒にもわかるように説明していくことが求められています。市民の目の届かないところで統廃合が進むことの無いように、市民にオープンに説明するようにするべきと考えますが、市長の見解を伺います。

答弁13 これまでどおり、計画の推進にあたっては、学校関係者や保護者をはじめ、未就学児保護者などに対する丁寧な説明や意見聴取に努め、皆様の理解を得ながら学校施設の更新を進める所存でございます。

 意見13 本基本計画の方向性の1で、70Pです。新しい時代の学びにふさわしい学校つくりで、「魅力あふれる学校」は、シティーセールス・定住促進の核=誰もが住みたい街へと大きな見出しで述べています。定住促進をうたっている時に、学校が無くなる地域が3つも、また、続いて出てくるような計画なんです。若い夫婦が、小学校、中学校のないところには、わざわざ引っ越しては来ません。この計画は、定住促進、誰もが住みたい街とは、真逆な計画といわざるを得ません。

   定住促進には、統廃合のない計画にするよう強く要望しまして、次の質問に移ります。

次の質問「ふるさと納税について」伺います。

 先日518日に令和5年度第1回上尾市地域創生総合戦略審議会が開かれ、出席しました。その中で、定住促進アンケートの報告と協議の後に、令和5年度上尾市企業版ふるさと納税対象事業の一覧が発表されました。資料「ふるさと納税資料」を見てください。ホームページでも一覧表は公表されています。この点に絞っての質問をします。

質問1 令和5年度上尾市企業版ふるさと納税対象事業が全部で14事業として発表されています。この事業の決め方は、どのようになっているか伺います。

答弁1 寄附の対象となる事業は、本市の地域再生計画である「上尾市まち・ひと・しごと創生推進計画」が認定された令和3年4月以降の新規拡充事業のうち、国の補助金や交付金を活用するような事業ではないことなど、国の定めた条件にあてはまる事業が対象となることから、本市の令和5年度実施事業から抽出して、寄附を募集しているところでございます。

 意見1 大きなくくりとして、「明日を担う人が育つまちづくり事業」と、「魅力があり安心して暮らすことができるまちづくり事業」の二つに分けられています

 

質問2 最初の「明日を担う人が育つまちづくり事業」のくくりの中で、・民間スイミングスクールを活用した水泳授業モデル事業と、・中学校特別教室冷風機設置事業の二つがあげられています。二つとも教育総務課の事業です。担当の教育総務部の推薦で対象事業となったのか伺います。

答弁2 寄附の対象となる事業の候補を行政経営課で事前に選別し、各部の事業担当課へ確認の上、対象事業を選出しており各部の推薦によるものではございません

 意見2 行政経営課での判断だということです。

 

質問3 この二つの事業は、議会でもいろいろ取りざたされました。特に、昨年56月の猛暑に対し、小中の理科室、図工室、給食調理室へエアコンをいれてほしいとの教職員からの要望は、7000筆を超える市民の署名など大きな共感を得て、議会への請願も全会派一致で可決した案件です。本来ならば、エアコンの設置が妥当な件です。民間スイミングを活用した水泳授業モデル事業は本年5月から7月まで実施されています。児童生徒の移動の安全性の確保、授業の組み立て、教職員の負担、財政上の問題など当初より指摘されていました。この2つの事業への認識と、なぜ、この二つの事業を対象としたのか、伺います。

答弁3 令和5年度当初予算において新規・拡充等として計上した73事業の中から、先ほど申し上げた条件等に合致すると思われる17事業を抽出いたしました。その後、国庫補助の充当事業等を精査し、最終的には14事業を寄附対象事業として選出したところでございます。

 意見3 先にも説明がありましたが、国の補助金や交付金を活用するような事業ではないとの判断で、市民の声や、議会でどのように意見が取りざたされ、市民にとってどのような影響があるのかなど、考慮されないで選考されたということと思います。

 

質問4 次に、14事業がSDGsの17の目標の内、どの項目にはいるかの分類があります。この民間スイミングと、中学校特別教室への冷風機設置の2事業は共に、3、4,11の目標に合致するとしていますが、どのように合致するのか伺います。

答弁4 子どもたちの健やかな成長のため、児童の泳力向上や、学習環境を整える事業は、「3 すべての人に健康と福祉を」と「4 質の高い教育をみんなに」の目標に合致するものと考えております。また、施設等の維持管理にかかる財政的負担を軽減することから、「11 住み続けられるまちづくりを」の目標に合致するものと考えております。

 意見4 SDGsの目標の3番目は、「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」となっています。熱中症は、室内で起こることが多いと先日、テレビでも放映されていました。学校における熱中症の事例も多く報道されています。昨年に続き、今年も暑さが異常になると予測されています。児童生徒、教職員、給食室調理員の健康を確保するには、冷風機、スポットクーラーでしょうか。中学校のみの冷風機で、SDGs3つ目の目標「すべての人々の健康を確保し」の項目には合致しないし、冷風機では、「住み続けられる街づくり」と述べている11番目の目標にも、合わないといわざるを得ません。エアコンの導入へのふるさと納税ならば、誰でも合意するのではないでしょうか。水泳授業のモデル事業にしても、全ての小中学生ではなく、限られています。SDGsの項目には合致していないと考えます。

 

質問5 この2つの事業は、3月議会で予算化されています。予算化された金額と企業版ふるさと納税として寄附された金額の関係性について、伺います。

 

答弁5 企業版ふるさと納税の対象事業は、一般財源等を原資として歳出予算が措置されておりますので、寄附の有無にかかわらず事業を実施いたします。対象事業に対して寄附を受け入れた場合には、その寄附額を経費の財源として充当いたしますので、一般財源の負担が減少することとなります。

 意見5 上尾市企業版ふるさと納税対象事業が今年は、14項目があります。今後、選定に際しては、市民の声、市民の健康上、また、本当に市民の福祉の向上のためになっている事業なのか、議会でのやり取りなども含めて考慮していかれるよう要望します。

3つ目の質問です。大項目「あげここ」の現状と市内保育のさらなる充実を です。

 保育所、発達支援相談センター、つくし学園を併設した子ども・子育て支援複合施設として今年41日に「あげここ」が開所しました。市直営での開設は大変評価され、期待がされています。まだ開所約3か月ですが、「あげここ」の現状と課題について伺います。

 

質問1 大谷西保育所の児童数、クラス数、保育士の配置についての現状を伺います。

答弁1 令和5年4月1日現在、大谷西保育所の在園児数は、65人でございます。保育士配置の現状と課題につきましては、全国的な保育士不足の状況にあることから、市内の各公立保育所においても、保育士の確保に苦慮しているところでございますが、大谷西保育所は、旧西上尾第一保育所、旧西上尾第二保育所が統合された施設であることから、適正な保育士数を配置しているところでございます。

 意見1

 

質問2 次に、この保育所は、旧西上尾第一、第二の保育所を統合した施設でもあります。大谷西保育所への距離は旧西上尾第一、第二保育所からは、距離があります。私事ですが、私の子どもたちも西上尾第一保育所で育ちました。距離感はよくわかっています。自転車での送迎は、大変だったことを思い出します。今まで利用されていた保護者はどのように児童の送迎をされているか気になります。状況について伺います。

答弁2 保育所に入所する方々の送迎手段は、自宅に近い、通勤途中にあるなど様々で、保護者の状況により異なります。また、天候によって送迎手段が変わることも考えられます。このため、詳細な送迎手段は、把握しておりません。なお、現在のところ、大谷西保育所に送迎の課題はございません。

 意見2 働く保護者のみなさんが、送迎で困難を抱えないように要望します。

 

質問3 つくし学園について伺います。定員70人に対し、現在の入所数と年齢ごとのクラスの定員と入所の人数、必要な保母数と実際に配置されている保母数。正規職員と、会計年度任用職員の数を伺います。

答弁3 つくし学園の6月現在の在園児数は68名でございます。年齢ごとに申し上げますと、4歳児と5歳児の混合クラス4クラスについては、定員40名のところ39名が在籍、3歳児クラスは2クラスで、定員20名のところ21名が在籍、2歳児クラスは1クラスで定員10名のところ、8名が在籍しております。必要な職員数は、園児2名に対し職員1名を配置する市の独自基準で、34名の職員をクラスに配置する必要がございます。実際に配置している職員数は、現在、正規職員14名、短時間を含めた会計年度任用職員19名、計33名の保育士および看護師で保育・療育にあたっているところでございます。

 意見3 

 

質問4 つくし学園に今年入所した2歳児のお母さんから、新規入所の23歳児は、週に2日しか登園できない、困っていると、相談が寄せられました。23歳児、年長さんも含め、保育の現状と2日しか登園できない原因を伺います。

答弁4 つくし学園は、児童福祉法に位置付けられた児童発達支援センターであり、障害児通所支援サービスの児童発達支援としてご利用いただいております。そのため、他の児童発達支援事業所を併用する園児も一定数いらっしゃいますことから、必ずしも週5日間利用されるものではございませんが、全国的な保育士不足の状況により、つくし学園においても欠員が生じていることも事実でございます。そのため、安全な保育・療育を行うことが必要なことから、登園日を調整させていただいており、令和5年4月に入園した2歳児クラスの園児は週に2回の登園、3歳児クラスの園児は週2回または3回の登園となってございます。

 意見4 あげここ資料を見てください。つくし学園の募集の内容です。開園日は、平日月曜から金曜日までと明記されています。これを読めば、5日間預かっていただけると思うのが普通です。また、先の答弁で、規定の保育士数は34名で実際には、1名の不足と答弁していますが、5日の登園の内、2日から3日しか登園ができないことは、保育士の数が相当に不足しているといえます。保育士の人数が既定の34名に対し33名と答弁していますが、33名の内、正規職員は14名のみ。あとは、短時間を含めた会計年度任用職員19名との事。正規の職員が圧倒的に不足しているということです。正規職員を増やさない限り、問題は解決しないと思います。早急に、正規職員を増やすよう要望します。

 

質問5 答弁6で、「他の児童発達支援事業所等を併用する園児も一定数いらっしゃいます」とありますが、一定数とはどのくらいですか。

答弁5 他の児童発達支援事業所等を併用している園児は、613日現在、68名中33名でございます。

 意見5 多い数です。5日間の保育を受けられないから、他の児童発達支援事業所を併用しているのではないかと思われます。

 

質問6 平成26年に介護・障害福祉従事者の人材確保のための介護・障害福祉従事者の処遇改善に関する法律が施行されています。介護・障害福祉従事者が重要な役割をもっているにも関わらず、その賃金が他の業種と比較して低い水準にある現状を鑑み介護・障害福祉従事者の賃金改善の特別措置などを定め、優れた人材を確保し、もって高齢者等並びに障碍者及び障碍児に対する支援の水準の向上に資することを目的にするとしています。市は、必要な処置を具体的にどのようにとっているか伺います。

答弁6 従事者の処遇改善に対しましては、令和3年度に保育職員等の処遇を改善するための補助事業が創設され、公立部門の会計年度任用職員も補助対象と示されたことから、市におきましても令和4年2月から会計年度任用職員の保育士・看護師の賃金増額を行っております。正規職員の処遇につきましては、当該法律の補助対象とされておらず、民間との給与水準との均衡を図る際には、人事院勧告等に伴い実施しております。

 意見6 

 

質問7 近隣市の水準と比べて上尾市の賃金水準、処遇は、どのようになっていますか。近隣の自治体のとの比較と見解を伺います。

答弁7 北足立北部の41町およびさいたま市の児童発達支援センターにおける保育士求人の際の時給賃金について調査したところ、桶川市1,074円、伊奈町1,079円、北本市1,110円、鴻巣市1,190円、さいたま市1,231円となってございます。つくし学園は、時給1,180円で求人募集をしております。

 意見7 北本市、桶川市、伊奈町から比べると少し高いが、さいたま市、鴻巣市からと比べると低い状況です。人員が不足している中、思い切って賃金をあげること、賃金だけでなく労働条件の改善も必要と思います。

 

質問8 医療的ケア児等(重度心身障碍児)の送迎の現状を伺います。看護師の添乗は、されているか。いなければ、方向性を伺います。

答弁8 現在、医療的ケアが必要な園児は2名おり、そのうち、送迎バスを利用している園児は1名でございます。バスの乗車に際しては、乗車する園児の安全を最優先に考え、医療的ケアの内容等、保護者と話し合いのうえ、送迎方法を検討し決定しております。バスへの添乗につきましては、看護師や保育士などつくし学園に配置されている人員で対応しているため、日々看護師が添乗している状況ではございません。引き続き、乗車する園児の安全を最優先に考えながら、可能な限り保護者のご意向に沿うことができるよう努めてまいります。

 意見8

 

質問9 「あげここ」が開設してまだまもない。つくし学園では、週に2回しか登園ができない状況があります。保育士がいないとの事です。保護者にとっては、働きに行けない、アパートの下の階から「うるさい」と怒鳴られたり大変な苦労を日常的に強いられている声が寄せられています。職員が配置できないので待機が出ていることは、大変な問題と思います。発達の権利保障の侵害とまで意見が出ています。当初見込みと、配置計画が甘く、極めて不十分だったとの指摘もあります。正規職員の採用なども含め、具体的な改善への見解を伺います。

答弁9 つくし学園の登園日を増やしたいというご要望につきましては、適切に対応する必要があると考えております。なお、本年4月、つくし学園の定員増に伴い、正規保育士を増員したところでございます。引き続き、利用者のご要望に応えられるような体制の整備に努めてまいります。

 意見9 「登園日を増やしたいというご要望」と答弁されていますが、週に月~金迄とパンフに明記して募集しているわけです。5日間登園するのが当たり前ですので、この登園日を増やしたいというご要望」の言い方は、他人ごとではないですか。

 

質問10 つくし学園は、現在69人の入所。今後増える可能性もあります。定員を増やすことも必要性が出てくると考えますが、準備の検討はされていますか。

答弁10 国は、定員について、一定の条件の下であれば増員することも可能としておりますことから、利用したいという方のニーズに合わせて、柔軟に対応してまいりたいと考えてございます。

 意見10 検討と対策を要望します。

 

質問11 市長へ。アゲココの今後の発展への意見を伺います。

答弁11 AGECOCOは、子どもたちが多様性を認め合い、豊かな人間性を育む場となることを願い開設した施設でございます。保育所・発達支援相談センター・児童発達支援センターつくし学園の三つの機能を統合した施設として、全国の自治体などから多くの方が視察に来られるなど、注目をいただいているところです。AGECOCOにおいても、全国の市町村と同様に保育士の確保が困難な状況にありますが、体制の整備に全力で取り組んでおります。引き続き「子育て世代が頑張れるまち」を目指し子育て環境のさらなる充実に努めてまいります。

 意見11 41日の開設以来、多くの視察に来られているとのこと。さらなる発展を望みます。その中でも、つくし学園の改善には、全力で当たってほしいと思います。視察に来られた方も、2歳児や3歳児が、週に2日から3日しか登園できないことを知ったら、驚かれると思います。先にも言いましたが、発達の権利の保障の侵害と言わざるを得ない状況と思います。障害を持った子どもたちにとって、幼児期に系統的に十分な幼児教育を受けることが、できるか否かは将来にとって非常に重要です。

今回の質問を準備する中で、現場の保育士さんや職員さん、管理職のみなさんも相当にご苦労されていると感じました。現場だけでは解決できません。アゲココは上尾市の自慢の施設です。市長の答弁にあったように、「子育て世代が頑張れる町」を目指して、副市長さん、市長さんこその出番だと思います。予算を大幅につけ正規保育士さんや職員の確保に、市長、副市長さんが先頭に立って当たられるように要望します。

最後の質問に移ります。大項目「市民が安心して憩える公園つくりを」です。

 小さくても身近にほっと一息つける公園が、今こそ必要だと思い質問します。

質問1 戸崎公園・パークゴルフ場の前回質問(昨年12月議会)以降の利用状況と特徴を伺います。また、アンケートなどもありましたら紹介してください。

答弁1 事前に議長の許可を得て、配布させていただきました資料1をご覧ください。令和5年1月から3月末日までの利用者数は、延べ2,556人で、1日当りの平均利用者数は約34でございました。続いて資料2をご覧ください。令和5年4月から5月末日までの利用者数は、延べ2,034人で、1日当りの平均利用者数は約39でございました。令和5年1月から5月末日までの総計は、延べ4,590人で、1日当りの平均利用者数は約36でございました。課題といたしましては、パークゴルフ場の利用率向上が挙げられます。本定例会に議案として提出しております、「上尾市都市公園条例」の改正により、パークゴルフ場の利用単位を変更することで、利用率の向上に繋げていきたいと考えております。なお、戸崎公園に関するアンケートでございますが、この間は実施しておりません。

 意見1 昨年12月の私の一般質問での昨年4月から12月までの一日当たりの平均利用者数は、34人でしたので、今年1月から5月末までは平均36人。少しずつですが増えています。また、利用料金の改正では、前回12月議会の質問も含めて、利用しやすい料金設定を一般質問のたびに、求めてきました。500円で18ホールを回れるとのことで、半額になり利用しやすい設定でよかったと思います。

 

質問2 北側未整備の部分の公園つくりへの進捗状況と予定を伺います。

答弁2 令和5年度は、北側未利用地の基本計画を策定いたしますが、計画策定に際しましては、一般市民参加型の計画検討会を5月に発足し、3回のワークショップを開催する予定でございます。ワークショップで出された提案や意見に基づき計画案を取りまとめ、市民コメント制度の実施を経て、令和6年3月末には、計画を策定していきたいと考えております。

 意見2 地元や、市民の声を良く聞いて作られるよう要望します。

 

質問3 北側未利用地にある未購入の土地についての対策はどのようにしているか伺います。

答弁3 先程、答弁いたしましたとおり、今年度、未購入地を含む北側未整備地の基本設計を検討いたしますので、速やかに土地所有者との協議を進めてまいります。

 意見3 

 

質問4 公園資料1をみてください。花の丘公苑から戸崎公園へ通じる、戸崎地内を通る市道40419号線の進捗状況、整備予定を伺います。

答弁4 令和2年度の測量業務以降、令和3年度と令和4年度は用地買収を実施しておりまして、現在、夏頃を目途に工事の準備を進めております。

 意見4 地元にとっても、さいたま市の三貫清水公園に通じるこの道路の整備は、利用者にとっても待ち望まれている道路です。早めの整備を要望します。

 

質問5 次に、市の二つの公園施設長寿命化計画、公園施設維持管理・更新計画の進捗状況を伺います。

答弁5 「上尾市公園施設長寿命化計画」に基づく整備状況でございますが、令和4年度は上尾丸山公園アスレチック広場の3基の遊具更新を行い、令和5年度は、平塚公園ちびっこ広場の複合遊具を更新いたします。令和6年度につきましては上尾丸山公園児童遊園地に設置しております大型複合遊具の更新を予定しており、その後につきましては、施設の劣化状況や各年度予算の平準化を踏まえ、公園施設の更新を進めてまいります。次に「上尾市公園施設維持管理更新計画」に基づく整備状況でございますが、令和4年度、川一丁目の「あじさい公園」の改修工事を行い、令和5年度は、今泉一丁目の「こぶし公園」をはじめ、「宮山公園」、「クレスト公園」、「原市二十一番耕地公園」の計4ケ所の街区公園の公園施設の更新に着手いたします。その後の計画につきましては、施設の劣化状況や各年度予算の平準化を踏まえ、5年間で21公園の公園施設の更新に取り組んでいきたいと考えております。

 意見5 先日、維持管理更新計画の第1期工事で昨年完成した、大谷地域の川壱丁目の「あじさい公園」に行ってみました。公園資料1をご覧ください。幼児用の遊具がセットされ子どもたちが楽しく遊んでいました。お母さんたちともお話しましたが、満足そうでした。

 

質問6 公園に対する意見要望は沢山届いています。先日526日に開かれた地域創生総合戦略審議会では、定住促進のアンケートが公表されました。その中から、2,3伺います。まず、

上尾市に引っ越してきたかたが、「公園に行くのに自転車で15分もかかる。ありえない。」という意見です。公園が少ない、増やす計画はあるのか伺います。

答弁6 現在、市が予定している新たに公園といたしましては、大谷北部第二土地区画整理事業地内の街区公園4箇所、戸崎公園北側未利用地、(仮称)平方雨沼公園がございます。

 意見6 大谷北部第4区画整理地では、8カ所の公園が完成し、喜ばれています。公園資料の2がその一つのアスレチックパークです。

 

質問7 二つ目に、「以前、住んでいた都内より、みどりが多く公園が整備されていることを期待していたが、実際は道路わきに木も植えられていないですし、畑が多く、公園の遊具は何十年も前の物だろうと思うくらいサビついている。とても子どもを遊ばせられる公園ではありません。」との意見です。こんな公園がまだあるのか、それに対する見解を伺います。

答弁7 既設の公園施設の更新につきましては、街区公園等を対象とした「上尾市公園施設維持管理更新計画」に基づき進めておりますが、必要に応じて、計画の前倒しや更新施設の入れ替え等の柔軟な対応も視野に入れ、お子様が安心して遊べる公園の環境整備に努めてまいります

 意見7 是非、市民の声を活かした柔軟な対応をお願いします。

 

質問8 3つ目に公園の遊具の種類を増やしてほしい。「特に、1歳から3歳の幼児が遊べる遊具が少ないので多くしてほしい」との要望に対しての意見を伺います。

答弁8 これまでの公園整備は、主な利用対象を児童として、滑り台、ブランコ、砂場、などを設置するといったステレオタイプ的な整備が主流でございましたが、近年、幼児向けの遊具や健康遊具の設置など、多様化する住民ニーズを反映する必要がございますことから、アンケート調査等を活用して、地域の皆様が望む公園施設の設置に努めていきたいと考えております。

 意見8 公園資料1の下の部分をみてください。先に紹介した、大谷地区の川のあじさい公園に行ったときにお話ししたお母さんは、「小さくてもいいから公園をつくってほしいと」切実に言っていました。どこにお住まいですかと聞くと、柏座4丁目だそうです。コミセンから富士見小学校の間だそうです。全く公園が無いので、ここまで来ていますとの事。大きな白い犬もつれていました。以前のあじさい公園では、白い犬は、泥だらけになっていたけれど、今度は、白い小さな粒のダクト舗装なので、汚れないと満足そうでした。柏座地域だけでなく、公園のない地域は、たくさんあります。是非小さな公園でもいいから計画的に作るよう要望します。

 

質問9 公園資料の2を見てください。鴨川中央公園のトイレの改修です。写真にある通りの古く、汚い状況です。以前から改善の要望が強く、地元住民も78年もまえから署名を集めたり、私も一般質問で取り上げてきました。3月議会では道下議員も要望し、ほかの議員も何人も改善要望の質問をしています。これだけ要望の強い事項については、トイレだけでも修繕するなど市民が利用しやすい公園にしていく予定は作れないか見解を伺います。海老原議員も指摘しているように、何十年も先の公園整備でなく、部分的に危険な場所や、不便なところは、大規模改修を待つのではなく整備をするべきと思いますが、見解を伺います。

答弁9 鴨川中央公園のトイレの改修につきましては、上尾市公園施設維持管理更新計画に基づく施設更新の際に、地域の皆様の御意見や御要望を伺いながら検討していく予定でございますが、小規模な修繕につきましては、引き続き、指定管理者と協議をしながら、必要に応じて対応していきたいと考えております。

 意見9 以前よりだいぶ前向きな答弁でした。大いに期待をしています。よろしく、指定管理者との協議を進めていただきたく要望します。

 

質問10 市長に質問。公園は、市民生活になくてはならない施設です。区画整理事業もひと段落している中で、小公園でもいい、もっと増やしてほしい、また、既成の公園での遊具を増やしてほしいの市民の声をどのようにうけとめて、改善していくかについてのご意見を伺います。

答弁10 現在、本市におきましては、空閑地の活用のほか、令和5年3月には上尾市借地公園設置要領を定め、借地公園の活用を図るなど、公園用地の確保に努めております。公園遊具の設置でございますが、現在、本市では、地域の皆様の御意見や御要望を伺う中で、遊具の使用に必要とされる安全領域の確保、近隣公園の遊具の設置状況などを考慮した上で、最終的には、遊具の安全に関する国の指針や規準に基づき、その種類や数を決定しており、今後も、引き続き公園遊具の充実に努めてまいります。

 意見10 引き続きの公園の拡充を要望します。

 

質問11 ただいまの市長の答弁の中に、でてきました「上尾市借地公園設置要領」ですが初めて聞く言葉でした。資料の最後のページを見てください。早速HPホームページで見るとつい先日の69日にアップされていました。担当常任委員会でも論議はされていないとの事。この制度についての説明と、市民への周知について、HPだけでなく回覧などでの宣伝が必要と考えますが、ご意見を伺います。

答弁11 借地公園制度につきましては、上尾市借地公園設置要領に基づき、市が土地所有者から土地を借り受けて公園を整備・管理する制度でございます。設置の基準でございますが、土地の面積が概ね500平方メートル以上、現況のまま公園として利用できること、3年以上の借地が可能であること等となっています。また、土地所有者には、借地期間中の固定資産税及び都市計画税に相当する金額をお支払いします。制度の周知でございますが、現在、市ホームページに掲載しておりますが、今後、広報紙等での周知も行ってまいります。

 意見11 大変にいい制度と思います。ただ、街中に500平方メートル(約150坪)の土地をもっている方は、あまりいないと思われます。面積を小さく、例えば、330平方メートル(約100坪)とか小さくしてもいいと思います。もっと小さくてもいい。是非実現をしてほしいと思います。柏座のお母さんたちの小さくてもいいから公園をつくっての切実な声を是非生かした、公園つくり、街づくりを要望しまして、私の一般質問を終わります。

ありがとうございました。







上尾市議会、一般質問。私は、3月17日にやっと終わりました。
その中で、3点前向きな答弁がありました。初めてです。
①戸崎公園パークゴルフ場の北側未整備部分約2.5ヘクタール部分がついに動くことになりました。市長答弁。
 戸崎公園パークゴルフ場は、5年前に当時の島村市長(西貝塚環境センター汚職で逮捕、失職)、住民や市と合意していた親子やお年寄りが集える、スポーツもできる憩いの公園案を強引に全面36ホールのパークゴルフ場に代えてしまいました。が、島村前市長が逮捕後、新しく登場した畠山現市長は、36ホールは18ホールに見直し、残りの北側部分は未定としました。
 私は、5年前に議員になってから毎回の一般質問で「36ホールの中止、地元住民は18ホールは、認めるが、残りは、住民の憩える公園にの」声を議会で主張し続けてきました。今回、やっと残りの北側未整備の部分について、畠山市長は、2月から地元の自治会、街づくり協議会と話し合いに入ったと答弁。5年越し、畠山市長になってからは、3年越しの要望に光が当たってきました。
②鴨川中央公園の整備が公園整備計画の第1期に入りました。
 公園のトイレが男女同じ入り口で、老朽化が激しく、糟谷たまき前議員から引き継ぎ何回も議会で要望。今回整備計画が発表され、40年計画の第1期の整備対象公園になりました。部長答弁。
③市民コメント制度(パブリックコメント)で、年末年始にかけて上尾市では24件もの市民コメントが行われました。異常な数です。しかも、分厚い冊子が支所、公民館、出張所におかれましたが、市民には何が、課題で、問題点はなにかは、わからない。せめて、簡単な解説パンフを置くべきと主張。 これは、次回から、冊子と一緒に解説パンフも置くように、各部局に指示をすると部長が答弁。即、実現しました。
3月議会一般質問写真 IMG_8991
戸崎パークゴルフ場 IMG_8824
201215  鴨川トイレ IMG-6509
201215  鴨川トイレ IMG-6509
191218  鴨川中央公園 IMG_6516





3月議会アコ

初の池田たつおの議会報告会が16日(土)午前10時から正午まで近所の集会所で開かれました。
大谷地域、西地域の皆様が大勢でみえられました。

3月議会報っ濃く

私のアコーディオンのウエルカム演奏で開幕。
3人から5人の議員になって迫力がました議会の様子や私の所属した都市整備消防常任委員会の白熱したやり取り、一般質問で取り上げた①大谷小学校の危険な通学路の改善要望、②仮称戸崎東部公園のパークゴルフ場化の問題など、を紹介しました。
パークゴルフ場問題では、市当局が、市民に十分な説明責任を果たしていない実態にみな驚きと憤りを感じていました。

質問コーナーでは、中央図書館の上平移転、パークゴルフ場問題、踏切りの改善、演劇などのできるホールの要望などたくさんでました。一つ一つ丁寧に答え、納得していただけたと思います。

最後は、みんなで歌おうのタイム。カチューシャ、花、沖縄を返せ、幸せのうたなどうたいました。
司会の渡辺さん、後援会長の松橋さん、準備の後援会のみなさま、情勢報告と、選挙のお話をしてくださった山本地区委員長、そして、ご参会のみなさまに感謝いたします。

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